冬休みが始まりました。
今年は、コロナ禍の中、いろいろありました。
昨年末、中国でウイルスが発生したというニュースを聞いた時は、「ふーん」という感じで気にも留めなかったのです。
それから、あれよあれよと全世界に拡大して、国内では横浜港のクルーズ船内の感染。
Jリーグの中断
子供の学校の春休み延期(GW明けまで)
Bリーグの中止
職場の仲間と広島遠征(野球観戦)中止
ラグビーの中止
子供の運動会中止
甲子園の中止
子供の学芸会中止
プロ野球の延期などなど、エンターテイメントが無くて、楽しくない一年でした。
唯一、受け入れることができたのは、職場の飲み会禁止
社会人になって20年以上、嫌いな人と食事を共にするのが本当に苦痛だったので、これは本当にありがたかったです。
そして、僕の仕事はまあまあ順調で、担当しているラインは大きなトラブルもなく、軌道に乗っておりました。
次に引くラインの構想も徐々に出来上がり、見積もりを提出し、これから設計者たちと打ち合わせを重ね、これから始まるプロジェクトへ高鳴る鼓動を感じながら充実した日々を過ごしておりました。
そんな中、転職12年目で、昇格(係長)試験の打診があり、遂にここまで来たかとひとり喜びに浸っておりました。
当然、昇格試験はチャンスなので、受けさせてくださいと即答です。
係長になる権利くらいはあると思っていました(これが勘違いだったかも)。
筆記試験はそつなくクリアーし、後は面接に備えるのみ。
過去二年間に遡って実施したことを資料にまとめ、入念に面接の準備をしました。
ところが、面接では想定外のことを聞かれ、あえなく撃沈
2019年4月に立ち上げた生産ラインについて、業務実施計画書のどこの何を基に行動しましたか?
と聞かれ、答えることができませんでした。
ここからは、率直に言い訳ですが、
前担当者が急に異動してしまい、急遽、そのラインの担当になったため、業務実施計画のどこの何を意識することなく、ただただ品質を確保することと納期を守ることしか頭にありませんでした。
面接でその質問をされたときは、頭が真っ白になり、「わかりません」ときっぱりと答えましたが、その時の面接官のしらけた顔を見たとき、昇格試験が落ちたことを確信しました。
今思えば、事実をただ言えば良かったと感じてます。
例えば、以下のように
前任者が異動になり、急遽、2019年4月に立ち上げた生産ラインの担当になったため、そのラインについての業務実施計画書については、把握しておりませんでした。
今後は、途中から担当になったラインについて、遡って業務実施計画書を見直し、業務に取り組みたいと思います。
これくらいのことを、アドリブ利かせて答えれないと、面接には受からないとも感じました。
ちなみに、前担当者は、定時で帰宅できない部署だと、小さい子供がいるので妻に負担をかけ家庭が成り立たないから異動したいとのことでした。
それはそれでまともな理由に聞こえるけど、僕は違和感を感じました。
間接業務なので、仕事のキリが付くのは必ずしも定時ではないし、そんなことは初めからわかっているからです。
おそらく異動希望の理由は、人間関係…はっきり言って上司の人格を傷つける物言いだと思ってます。
彼から異動希望の理由を尋ねましたが、家庭の問題と一点張りで本音を聞き出すことができませんでした。
人生にたらればはないけど、もし彼が異動しなかったら、僕は昇格試験に受かっていたかも知れません。
つまり、運に左右されること(実体験)があるということです。
このことについては、次回、綴ります。
冬休み初日に昇格試験落ちた悔しい思い出を綴らせたのは、以下の写真です。
昇進のお祝いにグランドセイコーを
ここまで読んでいただきありがとうございました。
時計…欲しい…。